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【覆面系ノイズ】3話「どうしても、いますぐ」感想

覆面系ノイズ 3話「どうしても、いますぐ」の感想です。

otacooljapan.blog.jp

アリスを敵視する負け犬が何故か彼女を指導!?
彼女の成長は自分にとってマイナスなのに、してしまう。良い娘なんだけど、負け犬度も増し増しですねw ってことで本題。

面白かった。

モモと出会えるかも? な展開からユズとの関係が複雑化する。
胃もたれしそうな話の濃さが逆に魅力的に思えました。


ユズくんは構われたい

プロのイノハリとアリスは自らを比べて自己分析する。
歌を上手くすること、それが延いてはモモとの再会に繋がる────だから上手くなるって、そんな風に考えられる……強いな、こいつ。足りないものを言い訳にして逃げても、誰に何を言われるわけじゃないのに、だ。“強い子”という表現以外に言葉が思いつきませんね。

他に気になった点、屋上に逃げたユズ。
行き止まりである屋上に逃げる、追っかけて来て欲しかったんだろうな……(´ω`)
制作者にそういう意図はなかったとしても、なんだかしっくり来てしまう。ちょっと鬱ってたり、子供っぽかったり……彼の本質を考慮すれば、“雨に濡れれば悲壮感を煽れる”って理由を考えて萎えるよりは建設的だろう。
それに─────

その後の「僕のために歌ってくれた」の展開が感慨深くて……。

今まではモモを探すために歌っていた。
それを聞かされ続けてきたユズが、その対象が自分に向けられる瞬間を目の当たりにして嬉しくないはずがない。プラスな展開のはずなのに、そのとき見せたユズの反応が何故か痛々しい。喜びの中にある大きな敗北感? 悲哀?? 溢れ出すマイナスの想いが切なすぎて、切なすぎて……。こっちも滅入ってしまいました。